風蓮湖の氷下待ち網漁にオオワシらが乱舞、であるらしい。

JUGEMテーマ:北海道の自然環境


 1月21日の北海道新聞・朝刊の「釧路・根室」版に
 以下のような記事があった。


 「オオワシ、オジロワシ 個体少なめ 471羽
 根室で今季初の調査」

 【根室】オオワシ、オジロワシの国内最大級の越冬地、風蓮
 湖・春国岱(しゅんくにたい)周辺で二十日、今季一回目の
 個体数調査が行われた。両種合計では前年同時期より137羽
 少ない471羽だった。

 この日は、市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターのレン
 ジャーらが望遠鏡で結氷した湖上や木の上にいるワシを数え
 た。根室市川口の湖上では、300羽以上のオオワシとオジロワ
 シが、氷下待ち網漁の「おこぼれ」をもらう機会をうかがっ
 ていた。

 内訳はオオワシ422羽、オジロワシ49羽。日本野鳥の会は「個
 体数が少なかったのは、風蓮湖西部で氷下待ち網漁がまだ準備
 中だったためではないか。漁が始まれば、数は増える」とみて
 いる。


 上記の記事に、
 「望遠鏡での調査の模様」の写真付きで紹介されていた。

 なるほど、そうか。
 オオワシもオジロワシも
 人間が行う漁の開始を
 というより、その「おこぼれ」待っているのかぁ。

 たしかに、湖が結氷してしまえば
 自力で魚を獲るとうのは難しいだろうなぁ。
 などと思っていた。


 すると今度は、
 1月24日の北海道新聞・朝刊の1面
 (全道版だと思うが)に
 「氷上に捨てられる魚を狙って集まったオオワシ、
 オジロワシなど」のコメント付きの写真とともに
 以下の記事が載っていた。


 「“おこぼれ”待ち オオワシが乱舞 風蓮湖の氷下待ち網漁」

 【根室】根室市と根室管内別海町にまたがる風蓮湖で冬の風物
 詩、氷下待ち網漁が本格化し、網揚げの際の「おこぼれ」を狙
 って、国の天然記念物のオオワシとオジロワシが乱舞している。

 今月初めに始まった氷下待ち網漁は、氷に穴をあけて網を入れ、
 チカ、コマイなどを取る漁法。根室海峡と砂州で隔てられた汽
 水湖の風蓮湖では約百人が従事している。

 商品価値が低く、漁業者が氷上に捨てるガンジという細長い魚
 などが、ロシア極東から訪れるワシたちの冬の貴重な食料とな
 る。

 同湖周辺はオオワシ、オジロワシが計千羽前後集まる国内最大
 の飛来地で網揚げのたびに数十羽のワシが激しく魚を奪い合う
 光景が見られる。

 
 いつの頃からなのかは分からないが、
 きっと長年にわたって
 ずっと続いている風景なのだろう。

 わざわざ人為的に給餌しているわけでもなく、
 結果としての人間と鳥類の共生のような風景のようで、
 なんとなく微笑ましく感じられるニュースだと思った。
 

 ところで、
 以前、帯広に住んでいた頃、
 浦幌町の人から
 「昔よく食べた、ガンジの味が懐かしいなぁ」
 というような話を聞いたことがあるのだが、
 捨てるばかりではなく、
 市場に出回るようなことはないのだろうか。

 けしてワシたちの邪魔をするつもりもないが、
 一度くらいは食べてみたいような
 そんな気がしないでもないのだが・・。
 

「保護されていたオオワシが十カ月ぶりに放鳥」、に思うこと。

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 すっかり旧聞となってしまったが、
 12月22日の北海道新聞・朝刊の
 「こだま」欄からの記事を紹介してみたい。


 ▽・・苫小牧市のウトナイ湖野生鳥獣保護センターに保護
 されている絶滅危惧種、オオワシ=非公開=の放鳥が延
 期になった。理由は湖面の結氷遅れと体重の増加だ。

 ▽・・衰弱した体はサケ三舛鮨べるまでに回復したが、
 体重は理想より二疏の七・二繊「飛び回るのは難しい」
 と担当者。氷が張らないと、おぼれる可能性がある。

 ▽・・おりが狭いため、運動でのダイエットは無理で、食事
 制限するという。鳥の王者でも、自然と体重には勝てない?
 厳しい年の瀬を迎えそうだ。  =苫小牧=

 と、
 おりの中で「直立不動」状態の写真とともに
 小さく紹介されていた。

 そうかぁ。オオワシもいろいろ大変なんだなぁ。
 などと思っていた。


 すると、
 年が明けて1月11日の北海道新聞・朝刊では
 同じく「第1社会面」だが、
 紙面の中央に
 「ウトナイ湖畔で放され、翼を広げたオオワシの雌」
 とのコメント付きで
 放鳥の瞬間のカラー写真を添えて
 以下のように紹介されていた。


 「ダイエット効果 オオワシ悠々 ウトナイ湖で放鳥」

 【苫小牧】苫小牧市植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センタ
 ーで保護されていた国の天然記念物オオワシが十日、十カ
 月ぶりに放鳥された。体重増と湖面の結氷が進まないため
 に放鳥が遅れていたが、条件が整い、久々に大自然に戻っ
 た。

 このオオワシは生後二歳の雌とみられ、昨年三月下旬、宗
 谷管内枝幸町で衰弱しているところを保護され、同センタ
 ーで治療を受けていた。

 着水すると、おぼれてしまうため、湖面が十分結氷するの
 を待った。体重も一時、七〇二五弔帆えすぎたが、体調
 管理を万全にして理想の六一九五弔北瓩靴拭

 担当者は「無事に放鳥でき、ほっとしている。この付近で
 環境に慣れ、三月ごろサハリン方面へ旅立ってほしい」と
 話している。

 
 よかったよかった。
 と思いつつ、
 十カ月もの間、仲間から離れていて、
 スンナリとけ込めるのかなぁ。
 とも考えてしまった。
  
 きっと
 体力が回復した今、
 自然環境への適応や仲間たちへの合流は
 時間が解決してくれるのだろうけれど・・。

 
 オホーツク海を望む枝幸町から
 ウトナイ湖畔まで陸送され、
 おりの中での生活(?)を経て、
 しばらくぶりの外の世界であるウトナイ湖は
 オオワシの目にはどのように映ったのだろうか。

 などと勝手に想像してみた次第である。


 
 
 

宗谷管内・浜頓別の「オオワシとオジロワシ」。

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 さて、
 年の瀬もいよいよ押し迫った感じの
 きょう12月29日、
 ここN市でも
 昼頃からは湿った雪が降り始め、
 現在は、暴風と波浪の警報が継続中である。

 函館など道南では100ミリの大雨、
 帯広などでは50造梁臉磴降るなど、
 まさに一気に大荒れである。

 よりによって
 年末で、帰省もピークのこの時期に・・。

 という気がしないでもないが、
 結局のところ自然には敵わないということか。

 夕方に比べると
 外の風も多少は弱まっている感じもあるが、
 こんな夜は
 年末恒例(?)の“檀家周り”
 などという無謀なことは諦め、
 静かにブログを更新してみようと思う。

 と言っているそばから、
 たった今、テレビでは
 「暴風・波浪警報解除」のテロップが流れた。

 警報から注意報へ切り替えられたらしく、
 完全におさまったわけではないのかもしれないが、
 まずは、何よりである。


 さて、
 ここのところ、動物や鳥、木や花など、
 身近な風景や環境のことが
 とても気になっていて、
 日々、それなりに関心を持ちながら過ごしている。

 で、以下に新聞記事を2つ紹介してみたい。

 まず、稚内市など宗谷管内を対象として発行されている
 『日刊宗谷』の12月11日の記事である。


 「河川の周囲制圧 オジロやオオワシ
 ウソタンナイ川に群れる」

 【浜頓別】国の天然記念物、オオワシ、オジロワシ。この
 冬もウソタンナイ川に群れている。周辺の木々には、存在
 感たっぷりに羽を休める姿。鋭い眼光で睨みをきかせ、河
 川の周囲を制圧しているようだ。

 ウソタンナイ川は、頓別川の支流で秋鮭が遡上するところ。
 水位が低いため結氷せず、この秋鮭を捕獲しやすいため、
 絶好の餌場になる。

 地域ではこの木々の周囲をオオワシの森として、宇曽丹小
 の児童とともに地域のシンボルとして守っている。今年は
 10月23日に飛来を確認。少しずつ増えて、9日には146
 羽が流域に姿を見せた。

 飛来している鳥達はオオワシが多く、白と黒の羽毛に黄色
 のくちばしがくっきり。周囲にいるカラスと比べると、そ
 の大きさは圧倒的だ。このワシ達は厳冬入りする1月くら
 いまで見ることができる。


 元々、オオワシもオジロワシも
 羅臼(らうす)や尾岱沼(おだいとう)など
 ここ道東地方では
 比較的容易に見ることのできる鳥ではあるが、
 100羽以上が木々に群れる姿は
 さぞかし壮観に違いない。

 浜頓別といえば
 私が2年ほど住んでいた稚内からは
 車で1時間半ほどの距離で、
 町内のクッチャロ湖には
 コハクチョウを見たり、温泉に浸かったり
 ということで週末などに何度か行っていたが、
 オオワシやオジロワシのことは知らなかった。

 もしかすると、単に、
 当時、私自身に興味がなかったため 
 気が付かなかっただけなのかもしれないが。

 おそらく
 ここN市から浜頓別までは
 車で7時間以上かかるはずであり、
 けして気軽に行けるような距離ではないが、
 できれば来シーズンにでも
 オオワシやオジロワシたちに
 会いに行きたいものである。
 
 もちろん、泊りがけで。

 
 さて、
 続いて、オオワシに関する
 北海道新聞の記事も紹介したいところだが、
 ここまでで、十分長くなってしまったので、
 それは後日の機会に譲ることとしたい。

 なんにせよ、
 何事においても言えるのかもしれないが、
 興味がなければ目に入らず、
 興味を持ち始めると
 今まで見えなかったものが見えてくる。

 そんなものかもしれないなぁ。
 などと思う今日この頃、ではある。 
 

動植物の「外来種問題」!近頃とても気になる。

 
 近頃、動植物全般に関して、
 「固有の在来種が外来種に駆逐され、絶滅の危機」
 といった類のニュースを見聞きすることが増えた気がする。

 その種の報道が増えているから気になるのか、
 気になるから増えているように感じるのか。
 
 個人的には、その中でも、
 ハチのことが特に気になっている。

 たとえば、7月27日の北海道新聞・朝刊には
 次のような記事があった。

 「求む!外来バチ『バスターズ』 道が募集」

  道内で野生化が進む特定外来種のセイヨウオオマルハナバチ
  の生息数拡大を防ぐため、道は二十六日、駆除ボランティア
  「セイヨウオオマルハナバチバスターズ」の募集を開始。

  セイヨウオオマルハナバチは1990年代からハウス栽培のトマ
  トなどの授粉用に輸入され、野生化した個体はこれまでに道
  内六十七市町村で目撃された。在来種駆逐が問題となり昨年
  度から国が駆除を始めている。

 自然発生的に増えたのではなく、
 「授粉用に輸入した」ことに端を発しているのであれば、
 原因は特定できていることにはなるが、
 いったん増えて、定着してしまえば、
 駆除は容易なことではないだろう。

 北海道新聞では、このあと、7月31日付けからは、
 「外来バチ最前線 セイヨウオオマルハナバチの過去と未来」
 と題して、3回にわたって特集を組んでいた。

 その中で、
 専門家である環境省の自然環境事務所長や大学教授の他、
 トマト農家や市民団体の声も紹介しながら、
 「セイヨウオオマルハナバチの対策は、間に合うのか、
 手遅れなのか。予断を許さないが、外来種問題への取り
 組みが新しい段階にきているのは確かだ」
 で結んでいた。


 「生き物同士の長い共生の歴史を外来種が壊してしまう。
 それが最大の問題だ」

 「外来種を知ることは、本来ある多様な自然のつながり
 に気づき、大事にすることにつながる。大切な環境教育
 の機会だと思う」

 それぞれの立場からのコメントには
 どれも考えさせられる言葉が多かったが、
 
 「ハチに罪はない」

 この言葉が一番心に残った。
 

桜だけじゃない。蒲公英だって頑張ってるんだゾ!と。

 今週の火曜日、
 随分暖かいなぁとは感じていたが、
 翌日の新聞によると、札幌で26度、帯広では27度だったそうで、
 ここN市でも19.9度もあったらしい。

 いま街中では、チシマザクラやエゾヤマザクラなどの
 ピンクや白が鮮やかだ。
 
 でも、よく見ると
 足下には、いつの間にかタンポポの黄色が広がっている。

 上のサクラにばかりを気にしていて、
 足下のタンポポポは、まったくのノーマークで
 失礼ながら、今の今まで気づかなかった。

 タンポポには、実に申し訳なく思う次第である。

 そういえば、以前、「道端などで見かけるタンポポは
 ほとんどがセイヨウタンポポで、在来種は大半が駆逐されてしまった」
 というような新聞記事を読んだ気がする。

 さっそく、インターネットで調べてみようか。

 【 セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) 】
   キク科の多年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。春以外にも咲き、無性的
   に種子をつけて増える。

   なるほど、やっぱりそうか。

 【 タンポポ(蒲公英) 】
   キク科タンポポ属の多年草の総称。種子は上部に白い毛をつけて飛ぶ。
   日本では、カントウタンポポ、カンサイタンポポ、エゾタンポポ、シロ
   バナタンポポなどが自生し、セイヨウタンポポが帰化している。

   たしかに植物の名前を漢字で書くと難しいが、それにしても「蒲公英」
   で「たんぽぽ」と読むには、随分無理があるような気もする。

 【 ほこうえい(蒲公英) 】
   タンポポの漢名。また、タンポポの葉を乾燥させた生薬。解熱・健胃薬
   とする。

   ふむふむ。何となく、これならわかる気がする。
  
 せっかくの徒歩通勤。
 敏感に季節の変化を感じとれる環境にはあるが、
 鈍感な私にとって、それは結構難しい注文なのである。
 

国内最高齢の肉食獣「カラカル」が病死かぁ。

 なかなかストーブとの縁が切れない。
 朝の出勤前とか、入浴後とか、
 火力調節は「微小」だが、ついついストーブのお世話になる。

 このままだと、6月の声を聞くまでは、
 完全に縁を切ることは難しそうである。

 で、
 < そうかそうかの、勝手に、「北海道新聞」拾い読み −8− >

 【 5/12付け道新・朝刊から 】

  「肉食獣カラカル『ケン』が病死 円山動物園」

    札幌市円山動物園は十一日、飼育中のネコ科の肉食動物カラカルの
    「ケン」(雄)が同日朝に死んだと発表した。死因はリンパ腫の疑
    い。同園によると、十五歳八カ月で国内最高齢。ケンは1996年
    12月に愛媛県立とべ動物園からやってきた。オリの中を元気よく
    跳びはねる姿が子どもたちに人気があった。  しかし、持病の糖
    尿病のほか、昨年十月ごろから、食欲低下など体調を崩し、治療を
    受けてきた。十日は特に異常はなかったが、十一日朝、担当の飼育
    員がオリの中で死んでいるのを見つけた。  カラカルは、インド
    北西部やアフリカなどに分布し、ウサギや鳥などを捕食する。
    
    → 残念ながら、文字だけの私のブログでは紹介できないが、「市
      民から人気だった『ケン』」のコメント付きで、在りし日の精
      悍で凛々しい姿も掲載されていた。円山動物園には20年近く
      行っていないし、カラカルという動物も知らなかったが、なん
      だか、ひと(じゃないけど)ごととは思えない、記事だと思っ
      た次第である。

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